
3本目となったルーテシアのファーストインプレッション。
今度は見た目、使い勝手、走りについて書いてみます。
■感想その3。
2.雰囲気・エクステリアデザイン ★★★★☆
我が家の屋外平置き賃貸パーキングは、ちょうどエレベータホールから見下ろせます。あまり乗れない分、毎朝の出勤時のエレベータ待ちの時にニンマリ眺めておるのです。
ちなみにお隣さんはLクラスミニバンの「エリシオン」。ドーンとでっかい迫力ボディの手前で、チョコンと留まるルーテシアの佇まいが「素敵!」
今となっては貴重となりつつある(!)5ナンバーボディのコンパクトさ。
優雅な曲面を描くルーフラインや、なで肩のショルダーラインがイイ雰囲気です。中でも後姿はいつ観ても
「いいなあ」。
やはりルノー車はバックシャン。なんだかんだとパッケージングに批判的なことを書いてはみたものの、このデザインを手に入れたというだけで、もう8割以上満足なんです・・・
しかし、この後期モデルの取って付けたような(実際、取って付けたんだけど)フロントマスクには、いまだちょっぴり違和感。
顔はやっぱり今でも前期型のほうが好きです。
3.取り回し ★★★★★
低いショルダーラインがココでもイキてきます。
見晴らしは良く、全長3.8m程度(ヴィッツと同等)の小ささと相まってとにかく使いやすい。前に乗っていたトゥインゴがイマドキ珍しい重ステだったし!とっても軽い電動パワステに違和感すら覚えるほど。
しかし唯一気に入らないのがワイパー。
なんと、左右逆についているのです! まったくもう・・・

ルーテシア(右ハン)のワイパーは、アッと驚く左ハンドル用
4.走り ★★★☆☆
もっと気になるのが2ペダルセミAT「クイックシフト5」の使い勝手でしょう。
クイックシフト5とは、カンタンに言うとMTのクラッチ板操作を電子的に行いシフトチェンジを行うもので、通常のマニュアル操作のほかにATモードも有するもの。いわゆるセミATですね。
油圧ポンプを用いてクラッチ操作をする2ペダルMT「イージー」(前の愛車はコレでした)より進歩した仕組みと言えます。
とはいえ、トルクコンバーターを用いたATが世の大勢を占める中、ちょっと異端児的存在でもあります。
正直なハナシ、ワタクシもココがルーテシアで一番の不安要素でした。
で、実際のところ。
ちょっと不安。でも楽しい!
といったところ。
実は、早速巻き込まれた渋滞路で、いきなり警告灯が点灯したのです。えー、マジ!?
ディーラーの方から「渋滞路はMTモードで走ったほうが良い」と言われていたいたので、実践しましたがやはり警告灯は点灯したのです。
ちょっと走り出すとまた消えるので、今のところ放置。そのうちディーラーサンにでも行ってみようかと思っております。

シフトというより「スイッチ」みたいなシフトレバー
なお、まだ長距離を走らせたワケではないので、走りの性能・ハンドリングについてはカンタンに。
取り回しの良さと燃費に寄与する(はずの)電動パワステ。軽快感を演出したかったのか、郊外路で流すような速度域でもちょっと過敏過ぎる印象もあります。
山坂道についても同様。
まだまだファーストインプレッションなので、このあたりは年末年始にでもじっくり乗ってみて、もうちょっと検証してみようと思います。
5.価格とのバランス ★★★★★
個人売買での購入だった為、中古車の市販相場よりだいぶ安く、中古車オークションの相場程度で購入出来ました。
しかし驚いたのは、その相場が意外に高かったこと(笑
仏車といえば激安!がキーワードかと思っていましたが、3年落ち程度の「5ナンバー」輸入コンパクトカー(実は絶滅危惧品種!)は結構需要がある模様です。ポロとか案外高いのよね。
ちなみに同年式のルーテシアだと、排気量の大きい1.4リッターATのほうが安いです。
なんでだろ?
あ、勘違いしちゃいけないのは、これが5年落ちとかになると途端に値落ちする、って点。
ま、皆さん良くご存知なようで。つまり、その辺りからトラブルが出てくるってことね・・・
というワケで、まだ食べ終わったワケじゃないけれど。
ごちそうさまでした・・・(笑
★★★★☆(4.0点)

かつての愛車「シュペールサンクAT」との貴重な!?ツーショット
ラベル:ルーテシア
弟がQS5に乗っているのですが、ブレーキペダルにはスイッチが付いていてゆるく踏んでいて一定時間が過ぎると警告されるそうです。
またその状態を長く続けるとクラッチがいかれてしまうそうです。
ブレーキは思いっきり踏むのがコツだそうです。
>>espace3サマ!
まさに求めていた答えです!
そうだったんだ〜。次回からは気をつけてみます!
でも結構クリープが強い(ってかAT車より強いくらい)ので、ちょっと驚きました。もしかしてうちのだけ?コレは調整の範囲なのかなあ??
ともあれ、年内に一度ディーラーに持ち込んで、ちゃんと聞いてみたいと思います!