
■感想 その2。
1.パッケージング・インテリア(後編) ★★★☆☆
(<<前編より続く)
このままじゃあまりにもかわいそうなんで?
ちょっとだけ「良い点」。
良い点その1。
シートです。
ルノーを愛する我々にとって、シートの良さは拠り所のひとつ!・・・といったら言い過ぎ!?

しかしそのシートは、上級グレード用のたっぷりしたサイズのそれとは違い、1.2リッター車には廉価版向けにサイドサポートの機能などを簡素にしたやや小さめな椅子がついています。
上下リフター付きだけど、ランバーサポート調整機能などは付いていません。
とはいえ、これはこれで十分にふんわりと腰部や太ももの裏を支えてくれます。第一印象はまあ好印象。
ただ気になるのは、椅子自体がちょっと華奢かなと思う点。これで長距離は大丈夫かなあ、なんて思う面もあります。
ま、コレについては、イッキに300km以上ドライブしてみるまで、詳しい評価は差し控えます。

リアシート
※向かって左のヘッドレストは上げてあります
良い点その2。
見晴らしの良さ。
仕事柄、いろいろと最新のモデルに乗せて頂ける機会があります。で、イマドキのクルマに乗って気づくのは、窓の下端が妙に高いということ。
さらにドアとドライバーの肩周りの空間も妙に広くとってあり、ちょっとスカスカな感じすらします。包まれ感はあるけれど、ちょっと閉所感を感じることも。
これは、側面衝突安全基準が年々と厳しくなってきたため。乗員の安全を考えたらそりゃもうウェルカムなんだけど、ちょっと寂しい。
その点でいうと、我が家のルーテシアはGOOD! 開放感も満点です。

ルーテシアのインパネ。6年モノのDVDナビはトゥインゴからの移設です
天気の良い休日の午後。窓を開けて肘をかけながら、ルーテシアでプラっと近所を流す時。些細なことだけど、ああ気持ちいいなあ、このクルマ買って良かったなあとしみじみする瞬間があります。ああ小市民。
ま、確かに側面衝突対策で言うと、最新モデルに比べるときっと劣るワケですが・・・いちおうサイドエアバッグは付いているので、ま、ギリギリ許容範囲かな、と・・・
というワケで、またまた次項に続くっ!