12月だというのに、コートなど着なくても出かけられそうな天気。
ちょっと遠くまでランチしに行ってみよう!
「銀座」と言っても昭和通りを越えた築地寄り。駅でいうと東銀座が最寄となるエリアはまだまだ小さな木造家屋も残り、懐かしい下町風景が広がります(銀座を下町と呼ぶのかどうかはともかく)。
目的の割烹は、裏路地を入ったところに慎ましく建っていました。
そのお品書きの間に「5000円・10000円札の両替お断り」(正確な表記は失念)との記載もあったりして。
イチバン気になった軍鶏(しゃも)のもつ鍋を頼んでみることに。
軍鶏もつ鍋 1000円
(※ご飯お替りの場合+200円)
■感想
1.店の雰囲気・接客 ★★★☆☆
お店の内外は、イマドキあまり見かけなくなったような「昭和」の風情。
調理から接客までひとりで切り盛りするオヤジさんは、あまり愛想のあるタイプではない。でも決して不快というワケではない。これも「味」のうちかと。
2.盛り付け ★★★★☆
カウンターから見ていると、調理の様子が良く見える。ひとり用鍋に割り下と具を盛って、鍋毎にガスコンロにかけられ調理。出来上がり直前に卵を割って溶かずに載せて完成。
そんなにボリュームがあるワケではない。
お新香として秋田の「いぶりがっこ」と長野の「野沢菜」が盛られる。さらに昆布の佃煮も。こりゃお替り必至。
3.味 ★★★★★
鍋の具は軍鶏のモツ(この日は主にレバーが細かく刻まれ入る)や豆腐、ごぼうなど。濃い目の割り下ですき焼き風に仕立てられる。
あつあつをはふはふしながら黙々と頂く。旨い。ご飯がどんどん進んでしまう(嬉)。
4.量 ★★☆☆☆
鍋自体のボリュームはさほどない。でも濃い目の味付けの割り下と充実した小鉢のおかげで・・・あの、お替りを・・・「別料金になりますがよろしいですか」と丁寧に聞かれる。ちなみに200円増し。迷わず発注。
5.価格とのバランス ★★★☆☆
正直なハナシ、コスパはいまいち。でも2009年の今、銀座の街の片隅に佇むこのお店の雰囲気を味わうだけでも価値は十分にあり。
ごちそうさまでした。
★★★★☆(3.8点)
◎割烹 小や満
■住所:東京都中央区銀座3-12-9
■電話:不明
■営業時間:不明
■定休日:不明
※すみません、今度訪れた際にでも伺ってきます・・・
■参考:
「東京のむのむ」(のむのむサン)
・小や満 軍鶏もつ鍋 (東銀座)
・小や満 鶏玉とじ (東銀座)
カツや鶏すきなどは、注文が入ってから「肉を切る」ところから始めるんです。
建物もそうですが、今時こういうお店はなかなかありませんよね。
庶民が行ける価格でランチを出して頂けることがありがたいです。
確かに、少々コスパ的にはアレですけどね。
>>のむのむさま
ご無沙汰しております!
ほう、鶏かつとかは気になるところですね。
ちらっと観た夜のメニューではプライスもさほど高くはなさそう。むしろ夜のコスパのほうが良いのかもしれませんね。ぜひ一度挑戦を。